喫煙習慣による害

2019/05/02 ブログ
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禁煙について今まで考え実行したことはあるでしょうか?自分の体だから、ストレス発散のため、付き合いで吸っている、なかなか止められない等とタバコを吸う方にも言い分はあるでしょう。お気持ちはわかります。

これまで銘柄によっては、10年で値段が130円程上がっているものもある中、止められずお小遣いの中からタバコを買い続け吸い続けている方々も多いと思います。そう値上がりの際には「これで止めるから」と箱買いをする人を何度も見ていますが必ずと言っていいほど喫煙継続中です。

おそらくご本人も禁煙したいと一度ならず考えたことはあるでしょう。どうしたら禁煙するきっかけができるのでしょうか?これからは耳の痛いお話になりますが心に留め置いて頂き禁煙につながれば幸いです。

まず病気のお話になりますが、皆さんご存知の肺がんという病気は健診でも大変みつかりにくいがんの一つと言われています。1日20本のたばこを吸う男性は、吸わない男性に比べ肺がんで4.5倍死亡しやすいことが分かっています。もし禁煙をしていれば5年でその危険度が半分になり10年経つ頃には吸わない人と同程度にまで危険度を下げられます。これで言える一番の予防策は禁煙です。

これまでは喫煙者自身の話でしたが、次は周りの家族についての事を話しましょう。喫煙者と共に暮らす家族、今回は日本人の妻に対しての調査結果を参考にしました。タバコを吸わない夫と暮らす妻に比べ、タバコを吸う夫と暮らす妻の肺がん発症は1.9倍と示された調査結果があります。

 

これ見て頂ければ自分だけの問題では無いと気づいて頂けるでしょう。この調査は妻としていますが、同じ屋根の下に暮らすのは妻だけではなく息子や娘・孫などもいることを考えて下さい。

これは病気の話ではないのですが、ある時男子中学生を対象とした調査がありました。内容は身近に喫煙者がいる場合といない場合とでは常習喫煙率が10%以上の差があり、身近に喫煙者がいる事で強く影響が出ていることも分かります。

これまでの調査結果等は数字的なものですが、実際にタバコは自分の体も家族や大切な人たちの体にも影響する事を考え禁煙について何度でも真剣に検討挑戦実行して頂ければと思います。