禁煙を始めるきっかけ
禁煙をしようと思っている方のために、禁煙をしやすくするためのコツを紹介します。自己流の禁煙に少しプラスするだけで禁煙を助けるでしょう。まず、禁煙を始める日を決めます。何かの記念日や覚えやすい日がいいでしょう。
会社で多く吸ってしまう方は休日から、休みの日に多く吸ってしまう方なら仕事のある日から始めるのがいいです。禁煙する方には、禁煙宣言を紙に書いて見やすい場所に貼ってもらったり、禁煙日をカレンダーにチェックしてもらったりし、禁煙への意識を高めるようにしています。
禁煙を始めると、2〜3日をピークとして禁断症状があらわれます。その症状は、「タバコが吸いたい」という欲求や、イライラ、眠気、頭痛などです。そんな時は、何をしたらタバコを吸わずにいられるかを前もって決めておくことで、対応できます。
例えば、朝起きてすぐに吸いたくなったら、すぐに顔を洗うようにするといいでしょう。食事の後なら歯磨きをすぐに行うのもいいです。またお酒とともに吸いたくなるなら、冷たい水を用意しておき、それを飲むのもいいでしょう。
タバコを吸いたい欲求は1日中続くわけではなく、長くても5分程度です。タバコの代わりになることをいくつか手帳などに書き出しておくことで、突然起こる喫煙欲求にも対処できます。
喫煙者の方は、そのほとんどが無意識にタバコを吸ってしまうようです。無意識にタバコを吸う習慣があると禁煙を始めても、「気が付いたら吸っていた」ということにもなりかねません。
そこで禁煙される方には、一度実際にタバコを吸ってもらい、意識的にタバコを吸っている感覚をつくっていただきます。そのあと禁煙を始め、無意識に吸うことのないようにしていきます。短時間でも禁煙ができたら、何か自分にご褒美をするのもいいでしょう。
薬を使ってはいけません。
薬を使えば、薬をやめた瞬間吸いたくなってしまうでしょう。精神的な不安がいつまでも残ってしまい、いつになったら楽になるのか分からなくなります。
もちろんカウンセリングを受けていただいた方が確実に禁煙できます。カウンセリングを受けて何とか3日耐えることができれば、持てばあとは樂になってきます。1週間禁煙できれば90%の確率で成功します。ご自身禁煙しても時間が経つほど吸いたくなってしまうでしょう。
カウンセリングを受けたときの内容は、ここまで禁煙できたらあと3週間は我慢できますというイメージです。欲求は必ず弱くなって来ます。欲求がなくなるのを待つイメージです。