禁煙した後の効果
禁煙とはいうものの、では実際に禁煙をしたらどういうメリットがあるのか、ということが気になる方は多いでしょう。タバコが好きな方にとってはそれ以上のメリットがあるのか、と聞きたくなることも多々あるかもしれません。ですから、今回は明確に禁煙をした際のメリットについて紹介しましょう。
まず、禁煙するということ決めた時点で、身の回りにいる家族や親しい友人が副流煙による健康被害から守られることになります。そして20分後にはたばこによって収縮していた血管と脈拍が戻り始め、体温も戻ります。
そして8時間もたてば運動機能も徐々に回復しはじめていきます。しかし、この辺りから人によってはタバコを吸いたい欲求との戦いになりますので、精神を強く保つようにしましょう。もちろん、精神を強く保てといっても、そう簡単ではありませんが、他の趣味などで気を紛らわせるようにしていきましょう。
そして三日もたてば、味覚の感覚が戻ってきます。匂いや味がはっきりと分かるようになり、食事を美味しく取れるようになるだけではありません。運動機能も大きく回復していきます。
運動を行ったときの呼吸も楽になり、激しい運動も少しずつこなせるようになっていきます。また、ここまで我慢すれば、タバコを吸いたいという欲求も収まりだしていきます。
一週間後であれば、睡眠機能も大きく回復していき、たばこを吸っている方に起きがちな質の悪い睡眠による睡眠不足からも解放されるでしょう。ここまでくれば、あとは続けていくだけでどんどん身体はタバコを吸っていない人たちと同じように健康なものに変化するでしょう。
僅かな短い間の禁煙をしてみるだけでもここまでの変化が出るのです。ぜひ、しっかりと禁煙をして自分の身体を健康にしていきましょう。一か月も我慢できれば、以後も禁煙状態を維持できるはずです。しかし、それでもふっとした時にタバコを吸いたいという欲求は湧いてきますので、油断しないように禁煙をし続ける事が重要です。
しかし、1年後に吸い始めた例があります。禁煙のカウンセリングを受けて50日経てば欲求のコントロールは簡単です。10分待つだけです。10分待って欲求が無くなるのを待つこと。
禁煙のカウンセリングを受けても残念ながら欲求がゼロになるわけではありません。しかし、吸うことはないでしょう。欲求が無くなるのを待つこと。これを何年も繰り返して行けば、吸いたいと思っても吸うことはなく、たとえ欲求が起きても数分で無くなります。
カウンセリングを受けてなぜ禁煙ができるのか?薬も何も使わず目標を決めて禁煙するからです。欲求が無くなるのを待つだけ。タバコの欲求は必ず弱くなります。欲求に慣れて無くなるのを待つだけだからです。