禁煙の離脱症状(眠気)

2019/04/30 ブログ
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健康を意識して、これから禁煙をしようと考えている人は多いかもしれません。禁煙を開始するに当たり、急に強い睡魔に襲われる離脱症状が起こるという事を覚えておいた方が良いでしょう。

そもそもタバコというのは脳を覚醒する作用があることで知られています。タバコを吸わない人の場合、脳内を覚醒させるためにアセチルコリンという物質が出ています。しかし、喫煙者はタバコによって脳を覚醒することができるので、その物質の分泌量が自然と抑えられてしまうのです。

その結果、禁煙を始めることで脳を覚醒することができなくなり、急に強い眠気を感じるようになるのです。ひどい人の場合、立ったままの状態で寝てしまうこともあります。この離脱症状は禁煙を開始した初日から出て、3週間くらい経過すると最大のピークを迎えます。

禁煙の際の猛烈な眠気の有効な対処方法は、禁煙を始めるのはゆとりがある時期を選ぶことです。仕事で忙しかったり、勉強しなければいけなかったりと忙しい時は、うっかりと眠ってしまい生活に支障をきたすことがあります。

したがって、禁煙を開始するなら、生活にゆとりがある時を選ぶと良いでしょう。あるいは、自宅でゆっくり過ごせるゴールデンウィーク、お盆休みに始めても安心です。その他にも、禁煙を始める少し前から、日中に激しい運動をするなどして質の高い睡眠がとれるように工夫するといいです。

運動をして体を疲れさせることで、ぐっすり眠ることができるようになります。さらに、日中に眠気が抑えられなくなった時は、頑張って我慢するのではなく昼寝を思い切ってしてみることも大切です。自分のデスクで座ったままの状態でしばらく昼寝をすれば、眠気を乗り切ることができます。

3ヵ月程度でもとに戻ることが多いです。