禁煙の失敗を繰り返えす人
長年の喫煙生活を辞めて、煙草が必要無い生活をしたい。そんな方の中には「短い期間であれば禁煙をしたことがあるけど、また吸ってしまった。」という経験がある方もいるのではないでしょうか。
このように再度喫煙をしてしまうことも、なかなか辞められない原因の1つです。そのきっかけを調べてみると、仕事や人間関係でのストレスや、気分が落ち込んでいるとき、食後やお酒を飲んでいるとき、仕事がひと段落したとき、などが理由であげられています。
どの場面も喫煙者が聞くと、吸いたくなると思える状況です。それはなぜかというと、どの場面も喫煙している時に、煙草を吸いたいと思うタイミングだからです。どんなに煙草を我慢していても、吸いたい状況が繰り返し訪れれば、吸いたい気持ちがどんどん高まっていきます。
では、どのように煙草を吸いたい気持ちを回避すればよいのでしょうか。その対策の1つに、置き換える方法があります。煙草を吸う動作の代わりに、別の動作を取り入れてみるという方法です。
例えば、煙草を吸いたくなるタイミングで、ペットボトルのドリンクを飲む、ガムを噛むでもいいでしょう。他にも、吸いたくなったらトイレに行く、簡単な体操をするなど、手軽にできるものであれば自分の生活リズムに少しだけ変化を加えることで、禁煙を続けることができる可能性が広がります。
ご自分で取り入れることができそうな動作が見つかったら、次は続けることです。動作を続けるということが、禁煙をするうえで難しいことですが、続けることで習慣化し、いつの間にか喫煙の代わりの動作になれば、完全に禁煙できる希望の光が広がっていきます。
これでも続けることが難しい、意志がどうしても弱い、そんな方のために禁煙のカウンセリングをおこなっております。長い間、禁煙、喫煙を繰り返している方は禁煙のきっかけづくりにしてみてはいかがでしょうか。