喫煙によって死に至る
禁煙をしてみようかと思っても、喫煙室での人付き合いを気にする方は一定数いるようです。喫煙室には様々な部署の人間が出入りし、そこでの会話は貴重な情報源であるという意見もあるほどです。
隣り合った人と、時折ライターやタバコの交換をし、一服しながら世間話をする。会社では良く見られる光景で、吸わない人から見れば会話が弾んでいるようにも見えるでしょう。
その貴重な機会を失いたくないから禁煙しない・できないという声もありますが、本当にそうでしょうか。喫煙所は閉鎖的な空間であり、あの独特な静けさは内緒話にもってこいなのでしょう。
そもそも、喫煙所で行われている会話をよく思い出してみましょう。大体の場合はただの噂話や愚痴など、取るに足らない情報が多いです。先輩や上司に質問しやすい雰囲気ではありますが、喫煙室のほかにもちょっとした質問をする時間くらいはあるはずです。
冷静に考えてみれば、喫煙室でしかできないコミュニケーションはそうそうありませんし、ましてや大事な人事が話し合われることもありません。喫煙室での付き合いを理由にずるずる吸い続けてしまうよりは、割り切ってすっぱりとやめてしまいましょう。
喫煙室での付き合いは、奇妙な連帯感を生むことがあり、思わぬ出会いをすることも確かにあります。ですが、起こるかわからない奇跡のために禁煙を先延ばしにするのは、結局禁煙しないことへの言い訳をしている状態ではないでしょうか。
あなただけ病気になることもあるのです。線香は立ててくれるというメリットがあるだです。ロシアンルーレットと同じで生きている間は、喫煙になんのメリットもないのです。
禁煙を続けるには、毎日の習慣と喫煙を切り離す必要があります。そのためには、まずは周囲の環境から変え、仲間から誘われてもきっぱりと断ることが第一です。周りが喫煙しているからと言って、自分も混ざる必要はありません。「禁煙に向かっている自分」として、今からでも意識を切り替えていきましょう。
人生は一度しかないのです。タバコを吸い続けて死をまつ人生でいいのでしょうか?一生タバコに支配され、最後はタバコによって人生が終わります。これほど愚かな人生はありません。
タバコは有毒です。シビアな現実を叩きつけられてからでは遅いのです。
現実に喫煙により何人も亡くなっています。禁煙しなければ今度は間違いなくあなたの番です。禁煙さえできていればもっと楽に暮らせ、後悔なく生きていけるのです。