喫煙による影響

2019/04/30 ブログ
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喫煙による影響というのは、煙の中に含まれている有害物質によって肺や気管支に多大な影響を与えることです。これを放置すると少しの運動でも息が切れてしまう慢性閉塞性肺疾患になるだけでなく、有害物質によって傷つけられた細胞が癌化し命の危険にもなります。ニコチンも発がん物質です。
 

健康志向の高まりとタバコの害を防ぐための値上げによって、これまで喫煙者だった人が禁煙に取り組む風潮になっています。ただ禁煙をする人が増えているといいましたが、実は成功した人よりも失敗した人の方が統計を取ると圧倒的に多いという事実があります。

 

自力での禁煙成功率は10%しかありません。禁煙外来に通っても最終的には20%しか成功していません。タバコには依存性がある麻薬で、時間が空いた時やストレスを感じた時に吸うことによって脳の神経を抑える役割があります。

脳の神経を抑える役割を担っていたタバコをやめてしまうと、その反動に耐え切れなくなる精神不安から再び喫煙してしまうという悪循環にはまってしまうのです。自分の首を絞めて、また緩めているだけです。


喫煙者の禁煙というのは、もちろん個人だけでクリアできる人もいますが残念ながら個人の心掛けだけでクリアするのは本当に難しいことがわかります。

そこで喫煙者だった人が禁煙を成功させるためには、この禁断症状をいかに克服するかが重要になります。克服するためには空いた時間に吸うという習慣があった時には、その時間帯を例えば読書や裁縫などの趣味を行うことで紛らわせます。

ストレスが原因で吸う習慣があった場合には、軽い運動をしたりストレスになっている事柄から離れることによって神経が興奮しないようにするのです。当カウンセラーでは禁煙が成功するように、経験から得たノウハウを基にアドバイスをして負担の少ない禁煙生活をサポートする取り組みをしています。

そのためこれから禁煙しようと思っている方は、個人だけで解決しようとせずにどしどし相談してほしいです。